太平洋フェリー、6月5-6日に全区間・全便で通常運航を再開

 太平洋フェリーは、東日本大震災の発生により臨時ダイヤで運航していた名古屋―仙台―苫小牧の定期航路を、6月5日の出港便から通常ダイヤに戻して運航する。翌6日には仙台から名古屋へ向かう便の一般旅客営業も再開。88日ぶりに全区間・全便の通常運航の再開となる。

 仙台港が被災したことにより臨時ダイヤでの運航となっていたが、岸壁の照明設備などがこのほど仮復旧。日没後の出港が可能となり、通常ダイヤでの運行再開となった。

 6月5日からの通常ダイヤは、震災前と同様。名古屋からは、名古屋19時発仙台翌16時40分着、仙台19時40分発苫小牧翌11時着。苫小牧からは苫小牧19時発仙台翌10時着、仙台12時50分発名古屋翌10時30分着。名古屋―仙台は隔日運航で、仙台―苫小牧は毎日運航。

 仙台から名古屋へ向かう便の一般旅客営業の再開は、6日の新「いしかり」から。6日以降の仙台から名古屋便の乗船予約は6月3日の9時に始まった。



情報提供:トラベルニュース社