JTB商事、節電コンサルティングを開始-約200名態勢で
JTB商事は宿泊施設向けの節電コンサルティングサービスをはじめる。従来から、消耗品や装備品販売にともなう商品の提案や、開業や施設増改築の計画策定にともなうコンサルティングなどを提供していたが、今回の節電対策の一環として、節電対策商品の紹介や節電診断などもコンサルティング業務のメニューに加える。全国36ヶ所の営業拠点、約200名態勢で対応し、節電に向けた提案営業をしていく。すでに節電対策商品への問い合わせも多く、夏場の電力需要ピーク前の受注をめざす。
主なサービスは(1)節電診断、(2)電気料金合理化サービス、(3)節電対策商品の販売、の3点。節電診断では、主に設備ランニングコストの削減を目的に非効率な設備とシステムを点検し、改善点については具体的な設備設計とともに機器選定やシステムを提案する。また、電気料金合理化サービスでは、電気料金が使用実態に即しているかを診断し、削減が見込める場合は電力供給会社と協議して契約料金の最適化を実現する。節電対策商品の販売では、LED照明の販売や赤外線や紫外線をカットする、高機能ガラスコーティングの施行をなどを予定している。