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関西から「元気を発信」 日旅連関西支部が総会で決意

 日本旅行協定旅館ホテル連盟関西支部連合会(389会員、金子基文会長=琵琶湖グランドホテル)の第40回通常総会がこのほど大阪市内で開かれた。金子会長らは「関西から元気を発信していきたい」と強く訴えた。

 総会は東日本大震災の12日後の3月23日に開かれた。冒頭、金子会長は「40周年の全体総会で、被災地にどう力添えできるのか、会社とどう結びついていけるのか。大事な総会です」。

 旅連本部の根津文博会長は「宿泊券の価値を高める今年はリ・スタートの年。東アジアの成長を取り込み、自分たちの持っているモノを組み合わせて新しい価値を創っていきたい。収縮した市場を広げるためには、元気のある者が元気を出すことで被災地の支援になるのではないでしょうか」と話した。

 3月から日本旅行西日本営業本部長に就いた前中弘美・日旅連関西支部名誉会長は、震災後に旅行需要が激減していることを報告しつつも、BTMやMICEなどの推進、JR西日本との連携強化によって「関西から元気が出るような取り組みを進めていきたい」。

 役員改選では、金子会長を再選したほか営業推進委員会の代表委員に日生下民夫さん(城崎温泉・千年の湯古まん)を選出した。


情報提供:トラベルニュース社