大阪水上バス、淀川の舟運復活クルーズを今春も実施

 大阪水上バスは今年も、大阪・天満橋の八軒家浜と枚方市間の淀川に水上バスを運航する。昨年の春と秋に続くもので、リバークルーズのほか枚方市内の散策などをセット。「淀川歴史探訪の旅」として参加者を募集している。


 運航日は5月21・22・28・29日と6月2・3・9・10日。天満橋・八軒家浜発の上りコースと枚方発の下りコースがある。パナマ運河と同方式の毛馬(けま)閘門や川から望む淀川の景観を楽しみ、船中では淀川の歴史についての解説や「三十石舟唄」が披露される。枚方市では、京街道の宿場町だった枚方宿で鍵屋資料館の見学など自由に散策する。

 昨年、グループの京阪電車開業100周年を記念して初めて実施したもので、春と秋の計12日間に1600人以上が乗船、参加した。同社では「舟運観光ルートとして定着させたい」としている。

 料金は、上りコースが1人4900円、下りコースは4200円。いずれも乗船料金、天満橋および枚方市発着の電車料金、鍵屋資料館入館料が含まれている。上りコースは、昔ながらの竹の皮で包んだ「道中べんとう」の昼食がつき、下りコースは枚方名物の菓子が付く。

 予約、問い合わせは大阪水上バス0570−057771へ。


情報提供:トラベルニュース社