6月にも「世界遺産」平泉と小笠原諸島「記載」の評価

 文化庁は5月7日、日本が世界遺産登録へ推薦していた平泉(岩手県)と小笠原(東京都)が、専門家による調査を経て世界遺産委員会へ「記載が適当」と評価されていると発表した。平泉は文化遺産を担当するICOMOS(国際記念物遺跡会議)、小笠原は自然遺産を評価するIUCN(国際自然保護連合)が審査していた。

 この結果、6月19−29日にパリで開催される世界遺産委員会で、それぞれ世界文化遺産、世界自然遺産に記載されることが濃厚になった。

 平泉の世界文化遺産は日本で12番目、小笠原諸島の世界自然遺産は4ヶ所目となる。


情報提供:トラベルニュース社