MPI　Japan　Chapter（MPIジャパン）は4月27日、東日本大震災の被災地のミーティング、イベント施設への支援と日本のMICE復興を目的とした勉強会を開催する。第1部では、「本格始動を始めたVIRTUAL　Conferenceの世界〜Face　to　Faceの未来は？」と題して、MPIジャパン事務局長、感性学会評議員を務める玉井節朗氏が講師となり、バーチャルカンファレンスの可能性と今後のミーティング環境について講義する。震災をふまえ、バーチャルカンファレンスがミーティング、イベントの世界で切り札となり得るかを解説する予定だ。

　第2部では、「2011.3.11.その瞬間」と題し、震災時のその瞬間に日本のMICE産業がどのような状況だったのかを振り返る。コンベンション施設やカンファレンス施設、展示会場、ホテル、主催者などがどのように反応し行動したのか、実際にMICE産業の企業の担当者を招き、セミナーを実施する。参加予定企業は、プリンスホテル、森ビル、ミッド・タウングランドハイアット東京、コングレ、MICE主催者など約10社。このほか第3部としてゲストスピーカーやMPI会員とのネットワーキングも開催する予定だ。

　なお、参加費用は会員、非会員共通で3000円で、収益は東日本大震災のミーティング・イベント施設への義援金とする。

▽申込みは下記URLを参照のこと
https://webcas.mori.co.jp/form/fm/academy/mpijc110427