宿泊施設の県外被災者受入支援、41都道府県14.1万人に−各県施設で受入開始

  • 2011年4月14日
 観光庁観光産業課によると、4月12日10時現在、旅館やホテルなどの宿泊施設での県境を越えた被災者の受入支援において、30日間受入可能人数の合計が41都道府県で14万1600人となった。これは全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が取りまとめたもので、受入施設には同組合員以外の旅館やホテルも含まれる。

 すでに各県では宿泊施設で被災者の受け入れを開始。たとえば秋田県では民間宿泊施設約250施設で約1万人を受入可能としているが、4月12日現在、福島県、宮城県、岩手県から61施設で372人を受け入れている。4月12日には宮城県石巻市の避難所から被災者8人を受け入れるため、地元の観光関係業者の協力のもと、バスを派遣。今後も名取市へバスを派遣するなど、被災者の受け入れを進めていく。


▽地震関連情報一覧
リンク