新名物「しらす丼」を豪快に 和歌山県湯浅町

 和歌山県湯浅町の宮本昌幸さん、県有田振興局の川口博之さんと川尾尚史さんが3月8日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、湯浅町が地元グルメとして売り出している「しらす丼」をアピールした。

 湯浅町はシラスの水揚げ量が県内でもっとも多い。地元では、添加物を使わず塩味だけで釜ゆでしたシラスを豪快に乗せて食べるシラス丼は知られていたが、これまで対外的にPRはしてこなかった。

 しかし昨年、和歌山県観光連盟が選定した「わかやまご当地グルメ30選」にしらす丼が選ばれこともあり、町や商工会が「紀州湯浅のしらす丼が食べられる店」を選定。特産のシラスのほか、湯浅しょうゆ、金山寺みそを用いシラス料理を提供している11店舗を選んだ。

 宮本さんらは「醤油蔵の並んだまち歩きや熊野古道がらみで町内に訪れていただいても、食べるところがないと指摘されていました。町としても観光客にしらす丼を食べてもらい経済効果が出ると期待しています。美味しいしらす丼をぜひ食べに来てください」と話していた。


情報提供:トラベルニュース社