バリ島のヴィラやリゾートを中心に日本市場でのセールスやプロモーションを展開するスプレンダー・ヴィラズ＆ホテルズ・リプレゼンタティブはこのほど、プーケットの取り扱いも開始した。同社代表の大平啓司氏は、「バリと同じように隠れ家のような滞在ができるヴィラを紹介していきたい」と話しており、リピーターに加えファミリーや小グループ、ハネムーナーなどを中心に取り込みをはかる。

　今回、プーケットの取り扱いを始めるにあたりスタッフを増員。これまで、ブリティッシュ・エアウェイズ（BA）に旅客セールスとして勤務していた加藤吉明氏が同社営業部長に就任し、プーケットを担当する。現在契約しているのは3軒だが、年内には5軒から7軒程度まで拡大したい考えだ。

　今回取り扱いを開始するヴィラのうち、プーケット国際空港から車で5分ほどの距離にある「デワプーケット」はシリナート国立公園に隣接し、目前にはナイヤンビーチが広がるリゾート。34棟のプール付きヴィラと62室のレジデンスがあるため、旅行会社にも販売しやすいと期待。また、シャロン湾のビーチフロントに位置する全19室のブティックホテル「クラウド19ビーチリトリートホテル」や、プーケットの森林に囲まれ、シャロン湾を見渡せる全45棟のヴィラからなる「ヴィラゾリチュードリゾート＆スパ」の手配も開始した。

　いずれも、日本市場ではほとんど知られていない新たなリゾートであることから、プロモーションを強化するとともに、旅行業界向けにも優待宿泊料金を提供し、認知度向上もはかっていく。