インターコンチネンタル香港、食の魅力アピール−日本人利用者取り込みへ

  • 2010年11月29日
 インターコンチネンタル香港は11月24日から26日までの3日間、同ホテルレストラン「ヤントーヒン」と日本のレストラン「Wakiya一笑美茶樓」とのコラボレーションイベントを開催した。今年9月に脇屋友詞シェフがヤントーヒンを訪れて開催したイベントが好評だったことから、今回はヤントーヒンのエグゼクティブシェフをはじめとするチームが来日。同ホテル総支配人のジャン−ジャック・レイベル氏はホテルの魅力を「ロケーションと食、歴史あるサービス」とし、日本市場に対し今後もこうした美食をアピールすることで需要の取り込みを進める考えを示した。

 レイベル氏によると、現在の日本市場はビジネス利用が40%、レジャー利用が60%。また、レジャーのうち60%は旅行会社経由だ。さらに、香港で最大のボールルームを有する同ホテルでは、日本からのMICE需要も高く、ほぼ全て旅行会社経由だという。日本市場での旅行会社の役割は大きいことから、今後も旅行会社と協力していく考えだ。