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1泊3.5万円以上の1位はリッツ、5年連続−ホテル満足度、J.D.パワー調査

  • 2010年11月24日
 J.D.パワー・アジア・パシフィックが実施した「2010年日本ホテル宿泊客満足度調査」によると、1泊3万5000円以上部門の1位のホテルブランドはザ・リッツ・カールトンとなった。リッツが1位となるのは5年連続で、今回は1000満点中778点を獲得した。また、2位も前回と同じ帝国ホテルで751点、3位は713点でホテルオークラが入った。前回3位であったパン・パシフィックは701点で8位に順位を下げた。

 この部門で満足度を構成する要素は、客室が24%で最も多く、続いてホテル施設が19%、チェックイン/チェックアウトが18%、料飲が17%、料金が13%、ホテルサービスが7%であった。リッツは、客室、ホテル施設、チェックイン/チェックアウトなど5部門で最も高い評価を得た。

 また、1泊1万5000円から3万5000円未満の部門では、ロイヤルパークホテルズが719点で4年連続1位。1泊9000円から1万5000円未満ではリッチモンドホテルズが690点で5年連続、9000円未満では前年3位のドーミーインが655ポイントでそれぞれ1位となった。

 調査は日本全国のホテルグループ・チェーン137ブランドを対象に満足度を調べるもの。今年は8月に全国18歳以上の男女3万2885人から回答を得た。3万5000円以上部門でグランドハイアットやコンラッド、ザ・ペニンシュラ、パークハイアット、フォーシーズンズホテル、マリオット、マンダリン・オリエンタルはサンプルが少数であるためランキングから外れている。同様に、各部門でランキングに含まれないホテルがある。