プルマントゥール、乗下船地拡大で海外市場取込みに期待−新サービスも導入
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乗下船地の拡大では、ソブリンの西地中海クルーズでバルセロナに加えチベタベッキアから乗下船が可能になったことや、ホライズンのギリシャとトルコクルーズではピレウスに加えイスタンブールからの乗下船ができるという。これにより、ツアーのコース設定などで造成の自由度が増すことをアピールした。また、2011年3月から「グランド・クラス」という新サービスをスイートなどの上級客室に導入する予定だ。これは、優先的な乗下船や、客室内ではスパークリングワインやバスローブなどを用意するというサービス。朝食やショーラウンジでの席の予約、80分間のインターネット無料サービス、免税店で使える75ユーロ分のクーポンなども提供する。
プルマントゥール・クルーズは、2010年から本格的に日本での販売を開始し、西地中海クルーズをはじめエジプト・イスラエルクルーズ、バルト海クルーズなどの人気が高いという。2011年のクルーズでは、スペイン以外の港での乗下船が可能になるほか、西地中海クルーズではローマの空港から港までの移動バスも特別料金で用意するなどのサービス向上をはかっている。