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セブンシーズ・ナビゲーターが横浜寄港、11年は日本市場向けに5コース

  • 2010年9月30日
 リージェント・セブンシーズ・クルーズの高級クルーズ客船「セブンシーズ・ナビゲーター」がこのほど横浜に寄港し、日本地区販売総代理店のPTSは9月27日、船内にて商品説明会を開催した。それによると、来年は「セブンシーズ・ナビゲーター」のカリブ海クルーズと「セブンシーズ・マリナー」の地中海クルーズで、日本人コーディネーターの乗船、日本語の船内新聞やメニュー、朝食と昼食での和食の提供などの特別サービス「ジャパン・コレクション」を盛り込んだ計5コースを設定。PTSリージェントオフィス・セールス・マネージャーの松住健一郎氏は、「FITの乗客にも説得力のある商品となる。一層の販売をお願いしたい」とし、年間150人強の集客をめざす方針を示した。

 セブンシーズ・ナビゲーターは1999年に就航した同社初のクルーズ客船。昨年改装をおこない、船内はよりシックな装いとなった。同船をはじめ、リージェント・セブンシーズ・クルーズが運航する3隻の客船はいずれもラグジュアリー・クラスに属し、キャビンは28?以上の広さのスイートルームで、全室を海側に配置。さらにセブンシーズ・ナビゲーターではシャワーブースと区分されたバスタブが付く。定員を490人と抑えたためにパブリックルームにはゆとりがあり、例えば2層吹き抜けのシアターでは大がかりなエンターテイメントが楽しめる。

 メイン・ダイニングはオープン&フリーシーティング制で、ディナーについては18時30分から21時までの間の好きな時間に取ることが可能。また、ここで提供されるディナーと同じコースメニューを24時間のルームサービスでも注文することもできる。食事と飲み物については基本的にクルーズ代金に含まれており、アルコール類についてもほとんどが無料になっている。さらに、早期予約割引を利用するとクルーズ代金が実質半額になる「2-For-1」制度を導入しており、さらに今年からは寄港地でのオプショナル・ツアーもほとんどすべて無料化するなど、クルーズの大きな特徴であるバリュー・フォー・マネーを強化している。