ジュメイラ、「ジュメイラ・ザ・メイダン」を運営、アブダビにも開業へ

  • 2010年8月26日
 ジュメイラ・グループは先ごろ、ドバイの5ツ星ホテル「ザ・メイダン」の運営受託契約を締結、「ジュメイラ・ザ・メイダン」として、運営を開始した。同ホテルはメイダン競馬場やビジネスパーク、商業・住宅エリア、ショッピングモールなどからなるメイダン・シティの開発を担うメイダン社との運営受託契約によるもの。特にホテルが隣接するメイダン競馬場は収容人数が6万人、メインスタンドは世界最長の1.6キロメートルの長さで、レストランやバー、VIPルームなどが充実しており、世界最高賞金レースとして知られる「ドバイ・ワールドカップ」も開催されるという。

 ホテルはスイートを含め全285室。会議施設やビジネスセンター、プールやスパ、フィットネスセンターがあるほか、料飲施設では競馬場を見下ろせるステーキハウスやレースを楽しみながらくつろげるプールバーなどもある。

 また、同グループでは2011年7月、アブダビに「ジュメイラ・エティハド・タワーズ」をオープンする。アブダビでの運営は初めてのこと。現在、アブダビのアイコンとして開発されているアラビア湾海浜エリアのプロジェクトの一部として、建設されており、地上66階建てのビルにはスイートを含む全397室のホテルルームと199戸のサービス付レジデンスを設置する。なお、同プロジェクトでは同ホテルのほか、オフィスビルや3棟のレジデンス棟など5つの高層ビルが建設される予定で、各ビルをつなぐアーケードには43軒のブティックや4軒のレストランなどがオープンする予定だ。