シャングリ・ラ、2013年に中国北部に新ホテル3軒開業へ

  • 2010年7月16日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは2013年、中国北部の秦皇島、天津、唐山に新たに3軒のホテルを開業する。シャングリ・ラでは、北京や内モンゴルなど中国北部でホテル開発を推進しており、これらのオープンもその一環。今後3年間で新たに12軒のホテルオープンを予定している。

 シャングリ・ラ・ホテル・秦皇島は、ビジネスの中心街に近い海港地域にある都市リゾートに建つビーチ沿いのホテル。客室数は全320室で、渤海湾を眺めることができる。1200平方メートルのグランドボールルームや、庭園のある多目的パビリオンを設置。家族旅行向けのキッズクラブもあり、ビジネス、レジャー双方の需要に対応する。シャングリ・ラ・ホテル天津は天津のダウンタウンに新たに建設するケリーセンター複合施設内にオープンする。535室を有し、スカイラウンジや2000平方メートルのグランドボールルームなどを併設する。

 シャングリ・ラ・ホテル・唐山の客室数は全370室で、1375平方メートルのグランドボールルームやローカル料理を提供する中国料理レストランなどを備えている。唐山は、渤海の沿海都市で、エネルギー資源や鉱物、石灰石、金が豊富で、エネルギーやガラス、医薬品、電子機器、自動車などの産業の中心地。2011年には天津から唐山への高速鉄道が完成する予定だ。