アクア・エクスペディション、アマゾンでのラグジュアリークルーズを提案

  • 2010年6月4日
 アマゾン川でのラグジュアリークルーズを扱うアクア・エクスペディションのCEOフランセスコ・ガリ・スガロ氏が初来日し、旅行業界向けにディナーレセプションを開催した。ガリ・スガロ氏は「アマゾンでの冒険を快適な船内とともに楽しめる」とリバークルーズをアピールする。ペルーのアマゾン川は水が綺麗で、動物も多く、同社のツアーではピンク・ドルフィンを見ることができるのが魅力だという。今回開催に協力したコンドルトラベルジャパン代表取締役の江木雅男氏も「違った角度からペルーが楽しめる」と旅行会社に対し商品造成を訴えた。

 ガリ・スガロ氏はマチュピチュやコルカ渓谷、チチカカ湖をはじめとした周辺の観光地とアマゾンクルーズとの組み合わせを提案。「イキトスへはリマから直行便が運航しており、アクセスも良い」とツアーへの組み込みやすさを強調した。すでにグローバルユースビューローがシカン・シパン遺跡、マチュピチュ遺跡やクスコと組み合わせたツアーの販売を開始。予約も入ってきており、来年のツアー造成も見込んでいるという。

 同社は富裕層をターゲットに、2007年に建造されたラグジュアリークルーズ船「アクア」を運航。乗客定員24名、乗務員21名の小型船で、アマゾンに精通した専属ガイドが3名乗船しており、乗客をフルアテンドすることできめ細やかなサービスを提供する。コースはペルーのイキトスからのアマゾンクルーズで3泊4日、4泊5日、7泊8日の3つを設定した。なお、同社では客室16部屋、定員32名の「アリア」を現在建造中で、2011年の4月に就航予定だという。