シルバーシー・クルーズ、スピリットで幅広い客層取り込み販売拡大めざす

ICM取締役社長の今川聡子氏はシルバー・スピリットを「今までのリタイア層だけでなく、若い方にも進められる。ハネムーナーにも紹介していきたい」と意欲を述べた。同氏によると、シルバーシーはラグジュアリーな旅行を望むシニア層がおもな客層だが、シルバー・スピリットでは通常の客層よりもやや若い40代を取り込み、客層の幅を広げることで今後の販売拡大へとつなげていく考えだ。そのため、客室にipodステーションを設置したり、調度品を既存のシルバーシーの客船と比べてよりカジュアルな雰囲気にするなど工夫している。また、船長によるウェルカムレセプションも複数のレストランを使用し気軽に参加できるようにした。