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JTB、飛鳥IIの区間クルーズを欧米で発売−現地在住日本人や外国人向けに

  • 2010年2月1日
 ジェイティービー(JTB)は2月1日、飛鳥IIのヨーロッパとアメリカの区間クルーズを欧米主要都市で展開するグループの海外拠点で販売を開始する。飛鳥IIではこれまで、世界を周航する商品でも区間クルーズは販売していなかったため、海外在住の日本人や外国人が途中乗船することができなかった。今回は運航会社の郵船クルーズから飛鳥II世界一周クルーズの一部区間の客室提供を受け、欧米での販売が初めて実現。JTBでは、外国船にはない和食や展望大浴場など日本船特有のサービスや施設がある飛鳥IIの区間クルーズを販売することで、現地在住の日本人や日本文化に興味のある外国人などに対して新たなクルーズ市場を開拓するねらいがある。販売目標は、ヨーロッパ区間が50人、アメリカ区間が50人であわせて100人に設定した。

 販売対象区間は、ベストシーズンの5月6月に寄港するヨーロッパとアメリカで、ロイヤルロード銀座が客室を仕入れ、JTBの欧米主要都市の海外拠点で販売する。例えば、ロードス島からサントリーニ島、アテネのピレウス、イスタンブールを巡るクルーズでは、5月2日出発の5日間2名1室利用の大人1名で1330ユーロから。