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09年の日本籍客船国内寄港回数は2.4%増、5年ぶり増加−JOPA調べ

  • 2010年1月22日
 日本外航客船協会(JOPA)がとりまとめた2009年の日本籍クルーズ客船の国内港湾寄港回数は、合計で前年比2.4%増となる13回多い548回となった。寄港回数が最多となったのは横浜港で前年に比べて10回減ったものの101回を記録、7年連続でトップとなった。次いで73回の神戸港、32回の名古屋港と続いた。目的地型の港では、屋久島の宮之浦港が前年と比べて3回多い21回で、奄美大島の名瀬港は6回多いの11回となり、自然や文化を満喫する離島クルーズへの人気が高まっていると分析する。このほか、小樽港が10回、宇野、高松、那覇港が各7回、香深や函館、青森、鹿児島などが各6回となった。こうした結果は、クルーズ各社と旅行会社などが新規顧客の開拓をねらい、自然、文化、歴史、グルメなどのテーマ性や話題性のあるクルーズを実施したことが影響しているという。