キュナード・ラインは、ニューヨークにある有名音楽学校「ジュリアード音楽院」と提携し、同校の学生や教授によるジャズ演奏を船内で提供することを決めた。対象はクイーン・メリー2（QM2）で運航する2010年大西洋横断の特定クルーズ。船内のロイヤルコート・シアターで聴くことができる。昨年8月に初めて同校学生による初めての演奏を実施し、乗客から好評を得ていたという。

　演奏は、2010年4月から10月の間に出発する7泊8日の大西洋横断の特定クルーズで、毎月1回のペースで実施。出演者や演奏楽器は毎回異なり、例えば7月6日出発便では学生によるテナーサックスとトランペットのデュオ、9月12日出発では教授陣によるトランペット、ピアノ、ベース、ドラムのカルテットがステージに立つ。