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台湾、2009年は100万人を維持−12月に回復、今年は一大プロモーション展開

  • 2010年1月13日
 台湾観光協会によると、2009年12月の日本人訪問者数は前年比0.7%増の9万711人で、シルバーウィークで大幅に増加した9月以来、前年を上回る推移となった。通年では新型インフルエンザや日本経済の低迷などの影響が尾を引き、7.6%減の100万7618人となったが、100万人の大台は維持した。特に今年は渡航自粛などの影響でビジネス需要が大きく減少していたが、12月に関しては2ケタ増となり、戻ってきたという。一方、台湾人訪日客数は12月が6.6%増の7万7663人で、通年では14.9%減の111万3857人であった。

 訪台外国人旅客全体では12月が12.8%増の39万7407人で、通年では12.9%増の434万2605人。400万人を超えたのは、台湾史上初めてのこと。これは、中国本土からのツアー解禁により渡航者が大幅増加した影響だという。

 台湾観光協会は台湾の暦で2011年が100年にあたることから、今年から2011年にかけて「旅行台湾。感動100」をテーマに、日本市場を対象に大規模なプロモーションプログラムを展開する。すでに昨年にキックオフしており、台湾への旅行者に対してMRTのICチケットなど季節ごとのプレゼントを提供するプロモーションのほか、インセンティブのグループへの助成金提供などを実施。さらに「日台観光交流年」が正式にスタートする3月には、イメージキャラクターなどの広報宣伝活動も強化する。また、旅行会社向けのパンフレット作成サポートやチャーター便誘致プログラムなども展開する予定だ。


※訂正案内 (1月14日 編集部)
該当箇所:3段落目最初の文章

 誤:台湾観光協会は今年、台湾の暦で2010年が100年にあたることから
    ↓ 
 正:台湾観光協会は台湾の暦で2011年が100年にあたることから、今年から2011年にかけて