群馬県まとめ、年末年始の宿泊者は8.5%減

 群馬県は1月5日、年末年始(12月29日〜1月3日の6日間)の県内主要温泉地の宿泊者数と全スキー場の利用状況を発表した。それによると草津温泉など主要9温泉地の宿泊者数は、前年より1万7千人少ない18万4千人(8.5%減)だった。

 宿泊者数は、主要9温泉地(草津、水上温泉郷、伊香保、四万、老神、磯部、やぶ塚、猿ヶ京、万座)を集計した。

 このうち県内4大温泉地の宿泊者数は、草津3万3千人(13.1%減)、水上5万千人(3.1%減)、伊香保5万7千人(4.7%減)、4万1万6千人(15.3%減)だった。

 利用状況をまとめた群馬県観光物産課では、「前年に比べ曜日の並びが悪く、連泊客が減ったことや、不況が影響した」としている。

 スキー場については県内の全24スキー場の利用者を集計した。利用者は前年より4万4千人少ない21万5千人(16.9%減)。地区別では草津地区2万8千人(13.5%減)、嬬恋地区4万2千人(21.0%減)、片品地区7万千人(21.6%減)、水上地区4万2千人(12.1%減)、その他3万千人(7.8%減)だった。嬬恋地区が1万人強、片品地区が2万人弱減らしている。

 群馬県では不況に加え、「大晦日から年始にかけて大雪の地域が多かったことや、道路状況が悪くアクセスに影響があったため」としている。


情報提供:トラベルニュース社