アップルワールド、海外ホテルのクチコミアワード発表、高価格帯の評価高く

  • 2009年12月21日
 アップルワールドは先ごろ、運営する海外ホテル予約サイト「アップルワールド」で、クチコミ投稿から獲得ポイントの高いホテルを選出した「クチコミアワード2009」を発表した。集計対象となったのは2008年12月1日から2009年11月30日までに投稿された全1万3735通で、期間内の投稿数が5通に満たない宿泊施設は除外。クチコミ情報では体験記の文章とともに「総合」「客室」「バスルーム」「ホスピタリティ」「サービス」の5項目を10点満点で評価しており、それらの評価点を基準に、体験記をあわせてアワードを決定した。

 第1位となったのはベトナムの「パーク・ハイアット・サイゴン」、第2位はスペイン(マドリッド)の「ホテル・ウェリントン」、第3位は台湾(台北)の「サン・ウォント・レジデンス」で、10以内にランクインしたホテルは8位の「ヒルトン・クアラルンプール」以外はすべて5ツ星、平均料金は約2万8000円で、高価格帯のホテルの評価が高かった。ただし、都市別を見ると、ローマの3位には「イエス・ホテル・ローマ」、ロンドンの3位には「イビス・ロンドン・アールズ・コート」など、3ツ星ホテルも加わっており、都市部ではアクセスや機能性を重視した評価も重視されていることがわかる。アップルワールドでは今後、上位に選出されたホテルを利用者からの評価が高いホテルとし、2010年は積極的に販売強化していく考えだ。