ドバイ政観、報道に振り回されず国の価値に注目を−MICEセミナーでアピール

ドバイは石油埋蔵量が少ないため、政府は2015年をめどに石油に頼らないストラテジック・プランを掲げ、それに向かって国づくりをしてきた。その結果、外国資本が流入し、住民の8割が外国人、ホテルの従業員の国籍が100にものぼる多様性といった特異性をもつ国となった。アラブ諸国にあって異教徒に寛容であり、垢抜けしておしゃれな雰囲気をかもしだす。そうした国の価値を忘れてはいけないと強調する。さらに石田氏は以前、ドバイの金融現場をめぐるツアーをジェイティービーとともに実施した経験があり、街づくりモデルの視察で横浜市長と杉並区長を案内したこともある。ドバイはこうしたテーマを持つ視察旅行にはうってつけであり、魅力が失われていないと話した。

なお、2010年3月28日から、成田線を就航するエミレーツ航空(EK)東日本支店旅客営業部シニアセールスサポートアシスタントの唐澤郁朗氏は、同路線の就航により日本/ドバイ間の座席数が1日350席増加することになることを説明。大きなグループでの利用が可能であることをアピールした。