MSCクルーズジャパン、来年は「MSCヨットクラブ」の販売に注力
MSCクルーズジャパンは先ごろ、メディア向けに2010年度クルーズ商品についてのセミナーを開催した。同社はナポリに拠点を置くイタリアのクルーズ客船運航会社MSCクルーズの全額出資による子会社で、アジア圏内ではMSCクルーズ初の現地法人にあたる。4月1日に設立し、社長にはMSCクルーズの日本地区総代理店を務めていたインターナショナル・クルーズ・マーケティング(ICM)の中川節子氏が就任。中川氏は「GSAから日本支社へと位置付けが変化し、陣容も増え、新しい体制が整った。今後は支社としてのメリットをいかし、日本でMSCクルーズとクルーズ文化を普及させていきたい」と語った。
MSCクルーズは現在10隻の客船を運航しており、来年3月6日には総トン数9万3330トン、乗客定員987人の「MSCマニフィカ」が就航予定。90年代までは中古客船による運航のみであったが、2000年以降は新造船を相次いで建造し、2003年から2010年の7年間でベッド数が6倍、乗客数が11倍になるなど急成長を遂げた。グレードはスタンダード・クラスに位置付けられるが、イタリア拠点のクルーズだけあり、洗練されたデザインとサービスをアピールする。
また2008年12月に就航した「MSCファンタジア」(総トン数13万3500トン、乗客定員1325人)と今年7月就航の「MSCスプレンディダ」(総トン数13万7936トン、乗客定員1325人)の2隻には、99部屋のスイートを含む特別エリア「MSCヨットクラブ」を設けている。専用のラウンジ、ライブラリー、プールやスパなどを設置し、専用のコンシェルジュとバトラーサービスを実施。優先チェックイン・チェックアウト、無料のランドリーサービスやドリンクサービスなどの特典も提供する。また、この2隻に「MSCマニフィカ」を加えた3隻は、プールサイドに全天候型の開閉式天井であるマグロドームを設置し、通常のスパやジムにタラソテラビーやトルコ風呂も加えた「MSCアウレアスパ」なども備えている。日本でも今後、「MSCヨットクラブ」の販売に力を入れていく方針だ。
なお、同社ではウェブサイトをリニューアルし、スペシャルレートのクルーズなどもウェブ上で紹介していくという。
MSCクルーズは現在10隻の客船を運航しており、来年3月6日には総トン数9万3330トン、乗客定員987人の「MSCマニフィカ」が就航予定。90年代までは中古客船による運航のみであったが、2000年以降は新造船を相次いで建造し、2003年から2010年の7年間でベッド数が6倍、乗客数が11倍になるなど急成長を遂げた。グレードはスタンダード・クラスに位置付けられるが、イタリア拠点のクルーズだけあり、洗練されたデザインとサービスをアピールする。
また2008年12月に就航した「MSCファンタジア」(総トン数13万3500トン、乗客定員1325人)と今年7月就航の「MSCスプレンディダ」(総トン数13万7936トン、乗客定員1325人)の2隻には、99部屋のスイートを含む特別エリア「MSCヨットクラブ」を設けている。専用のラウンジ、ライブラリー、プールやスパなどを設置し、専用のコンシェルジュとバトラーサービスを実施。優先チェックイン・チェックアウト、無料のランドリーサービスやドリンクサービスなどの特典も提供する。また、この2隻に「MSCマニフィカ」を加えた3隻は、プールサイドに全天候型の開閉式天井であるマグロドームを設置し、通常のスパやジムにタラソテラビーやトルコ風呂も加えた「MSCアウレアスパ」なども備えている。日本でも今後、「MSCヨットクラブ」の販売に力を入れていく方針だ。
なお、同社ではウェブサイトをリニューアルし、スペシャルレートのクルーズなどもウェブ上で紹介していくという。