シャングリ・ラ、中国・温州に新ホテルを開業−浙江省南部で3軒目

  • 2009年11月26日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは11月18日、シャングリ・ラ・ホテル温州をグランドオープンした。温州は浙江省の東南部にあり、上海から飛行機で約1時間で着く。唐王朝以来の貿易都市で経済が発展しているほか、国家重点風景名勝区である雁蕩山や楠渓江などもある。ホテルは温州永強空港から車で約25分、官庁街から約3キロメートルの距離にあり、温州国際コンベンション&エキシビションセンターに隣接している。

 客室数はスイートを含めて409室で、高速インターネットへの無料接続サービスや、衛星放送とケーブルテレビに対応した37インチのハイビジョンテレビなどを備える。客室の面積は42平方メートル以上あり、プレジデンシャルスイートは252平方メートルという。長期滞在向けのキッチン付きサービスアパートも10室用意した。フィットネスクラブやサウナ、テニスコート、25メートルの室内温水プールも設置。また、会議・宴会用には広さ1700平方メートルのグランド・ボールルームのほか、11室のファンクションルームやジュニア・ボールルームを設けている。

 なお、シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは、浙江省南部で温州を含めて3軒のホテルを運営している。全世界ではトレーダースのブランドを含めて65軒、2万8000室以上を展開中だ。