エミレーツ航空、成田/ドバイ線に就航−2010年3月から週5便で

  • 2009年11月25日
 エミレーツ航空(EK)は2010年3月28日、成田/ドバイ線の運航を開始する。EKは約15年前から成田への乗り入れを希望しており、2008年12月に開催した日本とアラブ首長国連邦との航空当局間協議で成田第2滑走路の北伸完了後にドバイ/成田間を週5便で運航できることが認められていた。現在、日本/ドバイ間は関空路線のみだが、成田就航により週間の座席供給量は2478席に1770席加わり4248席に増加する。

 成田/ドバイ線では、プライベートスイートのファーストクラスが8席、ビジネスクラスが42席、エコノミークラスが304席で総座席数354席のボーイングB777-300型機を使用する。また、同路線は日本航空(JL)との共同運航便となる。EKでは、ビジネスとレジャー双方の需要を見込んでいる。

 なお、EKは中部/ドバイ線を2009年3月29日から運休している。