スターウッド、中国のSPG会員がアジア最多に−アジア太平洋地域の進出増加

  • 2009年10月23日
 スターウッド・ホテル&リゾートによると、同グループの顧客プログラム「スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)」会員の中国での登録者数が、アジアで最多数となった。市場別ではアメリカ、カナダ、イギリスに次いで4番目の位置についている。前年比50%増の伸びを示しており、1年間に11回以上滞在する会員は40%増となるなど、アクティブな会員が多い。こうした動向にあわせ同グループでは今年7月、中国にカスタマーコンタクトセンターを開設。100人以上のスタッフを配置した。

 また、同グループではアジア太平洋地域の開業を活発化しており、先ごろインドにオープンしたラグジュアリー・コレクションの「ITCロイヤル・ガーデニア」で、同地域のプロパティが150軒となった。今年は23軒がオープンしており、今後もさらなる展開を予定。特に2012年までに100軒に倍増する中国と、今後15軒のオープンを予定するインドが多いほか、2010年にはチベット、タイ、日本でセントレジスを、タイとインドネシアにWホテルをのオープンを予定している。


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