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ドイツ観光局、女子サッカーW杯ドイツ開催アピール−2011年、観客誘致へ

  • 2009年10月20日
 ドイツ観光局はこのほど、2011年にドイツで開催されるFIFA女子サッカーワールドカップの前売りチケットが今月29日から販売されるのにあわせ、キックオフイベントを開催した。イベントには前浦和レッズ監督のゲルト・エンゲルス氏に加え、日本体育大学の女子サッカー部主将の上田絵未さんらが出席。女子サッカーの魅力について語ったほか、ドイツ観光局が開催都市およびスタジアム情報についての説明をした。ドイツ観光局アジア・オーストラリア地区統括局長のペーター・ブルーメンシュテンゲル氏は、「女子サッカー観戦を目的に地方の都市を訪れ、その多種多様な表情を楽しんでほしい。サッカーを媒体に地元の人々とのコミュニケーションを深めてほしい」と語った。
 
 「FIFA女子サッカーワールドカップ2011」は2011年6月16日から7月17日まで、ドイツの9都市(ベルリン、ドレスデン、フランクフルト、アウグスブルク、ヴォルフスベルク、ボッフム、メンヒェングラッドバッハ、レーバークーゼン、ジンスハイム)で開催される。前回大会は2007年に中国で催され、120万人の観客が押し寄せた。前回の優勝チームはドイツで、日本代表「なでしこジャパン」は、第1回目から連続出場を果たしている。

 今月29日には、新しく建設されたアウグスブルクのインプルス・アレーナ・スタジアムでドイツ対米国の親善試合を開催し、この試合開始のホイッスルとともにFIFAのウェブサイトで前売りチケットの販売が開始される。1回目の前売りチケットの販売は2010年1月31日までで、2回目はグループ予選チケットを対象に2010年春から夏にかけて、さらに開幕試合、および決勝試合を含む個別の試合のチケットは2010年後半の販売が予定されている。

 ドイツ観光局ディレクター・マーケティングの西山晃氏は、「ドイツがホスト国となった2006年ワールドカップの時は、チケットがなくても楽しめるパブリックビューイング主体の『ファンフェスト』で盛り上がった。今度の女子サッカーワールドカップでも、チケットがなくても現地を訪れ、真の興奮を感じてほしい」とアピールした。

 なお、ドイツ観光局はFIFA女子サッカーワールドカップ2011のオフィシャルパートナーとして、今後もプロモーション活動や情報提供をしていく。