ヴァイスロイ・バリ、日本は最大市場−GMら来日し、業界関係者にアピール

  • 2009年9月14日
 バリ島のウブドにある「ヴァイスロイ・バリ」のジェネラルマネージャー(GM)をはじめ、日本人セールス担当者が来日、都内で情報提供を目的とするパーティを開催した。パーティは昨年に続き2回目となる。

 GMのアントニー・シロワッカ氏は冒頭の挨拶で「滞在する日本人客は年間16%と最も割合が高い」と語り、日本の顧客を重要視していることを強調。特に日本からの予約の90%が旅行会社経由であることから、メディアや旅行会社への露出と情報提供を強化することで、より多くの集客に努めたいとした。

 同リゾートは2005年のオープン以来、2007年にはスモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)に加盟。現在、11棟あるヴィラを2011年までに14棟に増やすべく、建設中だ。室内は天蓋つきのベッドや3つのシャワーヘッドのあるバスルームを設置。空中に浮いているかのような東屋つきのテラスヴィラが最も人気が高い。客層の70%がハネムーナーで圧倒的に多く、そのほかミドルエイジや、VIPによる1ヶ月程度の滞在など富裕層の利用が多いという。日本人客の平均滞在日数は3泊だが、全体の平均滞在日数は5泊。アメリカ人の場合、6週間から1ヶ月ほど滞在する客もいるという。