昨年から全館改装を進めているウェスティンホテル大阪（大阪市北区）は9月から、ロビーの改装工事に着手した。ロビーの改装は１99３年の開業以来初めて。

　改装コンセプトは、開業以来の安土桃山時代の自由闊達、きらびやかな要素はそのまま維持し、歴史と風格を具現化したジャパニーズモダン「水と大地」に設定。ロビー正面に飾る南蛮屏風陶板が象徴的に際だつようなデザインにする。天井には高さ約2.3メートルのバカラ社製の大シャンデリアを設置し、フロントカウンターの背後の壁には大地をイメージした土壁仕上げにする。カーペットは大地と水をイメージし、アースカラーを基調に安土桃山の基本色である赤と黒をあしらい、エネルギーがわき上がる燃えるような情熱を表現する。

　工事期間は9月18日まで。カーペット工事は29日に完了する予定で、9月末にグランドオープンする。


情報提供：トラベルニュース社