マンダリン・オリエンタル、バルセロナに開業へ−ジャカルタもリニューアル

  • 2009年8月26日
 マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは12月、マンダリン・オリエンタル・バルセロナを開業する。同グループにとってスペイン初進出となるホテルで、バルセロナの中心部であるパセオ・デ・グラシア地区に建つ。周辺にはショッピングやダイニングの施設も充実しているといい、ランブラス通りやゴシック地区にも徒歩圏内で、アントニオ・ガウディの作品であるカサ・バトリョとカサ・ミラにも近接している。客室数はスイートを含めて98室。

 スパは1000平方メートルの広さがあり、マンダリン・オリエンタル独自のプログラムを含めてトリートメントメニューを多数用意。また、レストランとバー以外でも、660平方メートルの庭園やバルセロナの町並みを一望できるプールサイドなど屋外での食事も楽しむことが可能だ。

 また、10月にはマンダリン・オリエンタル・ジャカルタが1年8ヶ月間の改装を終えてリニューアルオープンする。客室やパブリックスペースは、インドネシアの伝統様式を取り入れたモダンなデザインに変更。また、全272室の客室すべてに42インチの液晶テレビや音響サラウンドシステムなど最新の室内エンターテイメント設備を設置。レストランも中華やフレンチなど新たに4軒を開設する。

 なお、マンダリン・オリエンタル・ジャカルタでは、リニューアルオープンを記念して10月1日から12月28日の期間、2連泊する宿泊客を対象にホテル内で使用できるバウチャー50米ドル相当をプレゼントするキャンペーンを実施している。