関空と中部、夏休みは韓国・中国が人気−出国者数は2空港あわせて約10%減

  • 2009年8月21日
 関西国際空港と中部国際空港の夏休み期間の出入国者数(速報値)が出揃った。これによると、関空の出入国者数は前年比9.2%減の86万6500人、中部は14%減の12万5900人といずれも前年を下回る結果となった。方面別の出国者数では、2空港ともに前年を上回ったのは韓国、中国で、中部ではハワイが3%増となった。一方、オセアニアや北米などは減少幅が大きく、提供座席数の減少が影響したことが窺える。また、出国のピークは関空が8月8日、中部が8月16日であった。

 関空の期間中(7月17日〜8月16日)の出国者数は9%減の44万2700人。方面別では韓国が6.5%増の9万3000人、中国が7.7%増の8万9100人と好調だった。中部の期間中(8月7日〜8月16日)の出国者数は14%減の6万4000人で、方面別では韓国が1%増の1万4900人、中国が21%増の1万2500人、ハワイが3%増の3900人となった。


▽中部 方面別出国者数(方面/出国者数/前年比)
韓国/1万4900人/1%増
中国/1万2500人/21%増
台湾/6800人/16%減
香港/3000人/29%減
マカオ/300人/なし
フィリピン/2500人/19%減
タイ/4400人/15%減
シンガポール/1700人/26%
インドネシア/700人/22%減
ベトナム/800人/なし
グアム、サイパン/2500人/42%減
ハワイ/3900人/3%増
アメリカ/1300人/71%減
オーストラリア/0人/なし
ヨーロッパ/5600人/5%減
中近東/0人/なし
パラオ/100人/50%減
成田/3000人/11%増

▽関空 方面別出国者数(方面/出国者数/前年比)
韓国/9万3000人/6.5%増
中国/8万9100人/7.7%増
香港/2万9700人/12.6%減
台湾/3万6400人/11.2%減
東南アジア/6万6500人/7%減
北米/7500人/75.9%減
ハワイ/2万800人/12.2%減
グアム・サイパン/2万300人/11.0%減
オセアニア/1万800人/44%減
ヨーロッパ/3万6400人/25.3%減
その他/3万2200人/32.0%増


※訂正案内(編集部 8月21日 18時23分)
訂正箇所:第1段落最終文
誤:関空、中部ともに出国のピークは8月16日
 ↓
正:出国のピークは関空が8月8日、中部が8月16日