スプレンダー・ヴィラズ、日本での営業を開始−バリの10軒の“隠れ家”販売

  • 2009年8月17日
 スプレンダー・ヴィラズ&ホテルズ・リプレゼンタティブは、バリ島にある10軒のヴィラおよびリゾートの日本での販売を開始した。同社はインターコンチネンタル・ホテルズ・グループで日本地区営業本部長を務めた大平啓司氏が立ち上げたホテルレップで、バリ島のヴィラを中心に日本市場でのセールス、マーケティング、ピーアール、予約活動を担う。契約したヴィラはほとんどがプライベートプール付で、1泊360米ドルから700米ドル程度。いずれも10軒から30軒程度と棟数が少ない分、それぞれのスペースを確保し、バトラーサービスを提供するラグジュアリークラスのヴィラだ。

 大平氏は「バリはホスピタリティが高く、物価が安く、人を引き付ける雰囲気がある。東南アジアではリピーターが多いデスティネーション」とした上で、「日本の大手旅行会社のパンフレットには、大手ホテルチェーンのリゾートを利用する商品が多いが、リピーターにはヴィラでの滞在でこれまでと違った体験をしてほしい」と話す。メインターゲットは富裕層で、ハネムーナーやシニア世代の取り込みもはかる考え。すでに大手旅行会社が商品に取り入れるヴィラもあるが、さらに「趣きのある旅行を作りたい中小の旅行会社にもアプローチしたい」と話す。ヴィラの増築を予定するリゾートもあり、今後はアロットを出せる見込みのリゾートが増える可能性があるという。

 同社の活動開始を記念し、9月1日から12月19日まで「ジャパン・スペシャル・プロモーション」を実施。旅行業界向けの優待料金のほか、消費者向けにも40%割引(一部は30%割引)の料金を提供する。いずれも2泊以上の滞在が必要で、ヴィラによっては特典も提供。一部のヴィラでは30%割引となる場合もある。


▽スプレンダー・ヴィラズ&ホテルズ・リプレゼンタティブ
http://www.splendorbalivillas.com/index.html