マナ・カナ、栄ちゃんがロケ地・島根県へライブやツアー

 この春まで放映されたNHK連続テレビ小説「だんだん」の出演者がロケ地の島根県へ相次いで訪れる。ヒロインの2人、三倉茉奈さんと佳奈さんは隠岐でトーク&ライブ、2人の父親役だった吉田栄作さんは県内ロケ地をファンと巡るツアーを実施する。

 「だんだん」は、2008年秋から09年春まで放映された。生き別れた双子の姉妹が出雲大社で出会い、売れっ子歌手になった後に互いの道を歩み始める2人の成長を描いた。ドラマは島根県と京都府で撮影され、島根県では放映効果で観光客が増えることにつながった。出演者も島根県が気に入り、ロケ後もプライベートで何度か訪れているそうだ。

 主人公の2人は19日19時から、隠岐の島町の隠岐島文化会館でライブを開く。「いのちの歌」など、だんだんを機会にヒットした曲を披露する。ドラマで隠岐は、茉奈さんが想いを寄せる男性の故郷という設定で、2人もロケに訪れていた。前売券は1枚2千円で、隠岐の島町観光商工課(電話08512−2−8575)などで販売している。

 吉田栄作さんと行くツアーは9月4-6日に実施する。だんだんの撮影で島根県の魅力に触れ、島根県のPR大使にも就いた吉田さんが「もっと多くの人に素晴らしさを知ってほしい」と企画した。ツアーは東京または大阪発で、しじみ漁師役だった吉田さん縁の宍道湖、松江城など松江市内を巡るほか、隠岐のロケ地も訪れる。隠岐・知夫里島では、吉田さんがプロデュースしたカフェ・レストラン「セキヘキノカケラ」へ行く。ツアー参加者や地元の人たちと交流しながらの旅で、吉田さんはギターを持参しツアー中でミニライブも計画しているという。


情報提供:トラベルニュース社