国内線6社、夏ピークの提供座席数は2.7%減、予約数は9.6%減
国内線各社の夏期繁忙期(8月7日〜8月16日)の予約状況は、提供座席数が前年比2.7%減の406万9028席に縮小し、予約数は9.6%減の274万4368人で、予約率が67.4%で推移している。提供座席数は今年2月に長崎、鹿児島発着の那覇線2路線を開設したスカイネットアジア航空(6J)が3.7%増に増やした以外は減少しており、予約数も全社とも前年を下回っている。予約率で前年からの縮小幅が少ないのは、スカイマーク(BC)の1.4%減、エア・ドゥ(HD)の5.5%減。大手では全日空(NH)が9.9%減、日本航空(JL)が9.8%減で、間際予約の摘み取りの余地を残している。
2社の動向をみると、方面別の予約数は東北・北陸が好調のようだ。NHは6.2%減、JLは3.5%減と前年を割っているものの、多方面に比べると減少幅が少ない。そのほか、沖縄線はNHが7%減、JLが6.6%減で比較的健闘している。北海道はNHが15.6%減、JLが12.5%減で、2ケタ減となった。
出発のピーク(下り線)は8月8日、8月7日、帰着のピーク(上りり線)は8月16日が多いが、スターフライヤー(7G)では北九州線が8月12日、関西線は8月10日から13日がピーク。その他航空会社でも第2、第3ピークで12日となる会社があり、出発に分散傾向が見られる。
▽2009年夏繁忙期期間予約状況
※一部、前年比から割り出した数値を元に計算
2社の動向をみると、方面別の予約数は東北・北陸が好調のようだ。NHは6.2%減、JLは3.5%減と前年を割っているものの、多方面に比べると減少幅が少ない。そのほか、沖縄線はNHが7%減、JLが6.6%減で比較的健闘している。北海道はNHが15.6%減、JLが12.5%減で、2ケタ減となった。
出発のピーク(下り線)は8月8日、8月7日、帰着のピーク(上りり線)は8月16日が多いが、スターフライヤー(7G)では北九州線が8月12日、関西線は8月10日から13日がピーク。その他航空会社でも第2、第3ピークで12日となる会社があり、出発に分散傾向が見られる。
▽2009年夏繁忙期期間予約状況
※一部、前年比から割り出した数値を元に計算
