JR西日本、京阪、南海が連携し「納涼パス」 8月1日発売

 JR西日本と京阪電気鉄道、南海電気鉄道は8月1日、周遊きっぷ「関西1デイ納涼パス」を発売する。3社が初めて連携した取り組みで、納涼スポットである京都・鞍馬、貴船と高野山への涼やかな行楽を提案する。

 パスは、主に京阪神をエリアとしたJR自由周遊区間の普通列車(新快速・快速含む)1日乗り放題に、京阪・京橋駅または東福寺駅−出町柳駅の往復乗車券に叡山電車全線1日乗り放題が付く「鞍馬・貴船チケット」か、南海・新今宮駅−高野山駅の往復乗車券と南海りんかんバスの高野山内1日乗り放題の「高野山チケット」のいずれかがセットになったもの。

 昨夏JR西日本が販売した乗り放題きっぷ「関西夏休みパス」に京阪、南海が加わり、パワーアップさせた形だ。

 JR自由周遊区間内では、特急券を別途購入すれば特急列車も利用できる(新幹線は除く。南海・特急「こうや」の座席指定制列車も特急券が必要)。

 販売、利用期間は8月31日まで。利用当日に限り有効。料金は大人3500円、子ども1750円で、JR西日本の主要駅(博多駅、小倉駅含む)と旅行会社で販売する。


情報提供:トラベルニュース社