プリンセス・クルーズ、室蘭乗下船クルーズが好調、発売1ヶ月で約100名集客

  • 2009年7月17日
 クルーズバケーションによると、プリンセス・クルーズが運航する「ダイヤモンド・プリンセス」の室蘭乗下船クルーズの予約が、好調に推移しているようだ。このほど日本特別区間クルーズとして、9月12日バンクーバーを出港する「アラスカ・グレーシャー16日間」と、9月27日に室蘭を出港する「アジア・クルーズ9日間」の2本が設定され、発売開始から1ヶ月で約100名の予約があったという。引き続き、日本向けの客室の予約を受け付けている。

 ダイヤモンド・プリンセスは三菱重工の長崎造船所で建造されたことで、日本人の親しみが深い素地がある。さらに室蘭では2008年と2009年に、室蘭市民向けの船内見学会を2年連続で実施。参加者からは「機会があれば乗船してみたい」との声が多く、寄港の様子が地元メディアでも報じられたことから道内での話題も高かったという。そこへ今回、初めて室蘭からの乗下船クルーズが設定されたことで、需要が結果となったとクルーズバケーションではみている。