観光活性化フォーラム
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関空の着陸料半減で長距離線誘致−促進協、集客イベント廃止で予算確保

  • 2009年7月17日
 関西国際空港全体構想促進協議会と関西国際空港は共同で、長距離路線の誘致を主な目的として関空の着陸料を半減する方針を決めた。欧米の長距離路線が減少するなか、新規就航から3年間に限り、着陸料を半額にする。関空では国際線旅客便の誘致を目的に、従来から30%の割引プログラムを用意しており、関空促進協が20%を負担する。関空促進協では、空港利用促進のための集客イベントなどのプロモーションを廃止し、予算を確保する方針だ。

 なお、関空の欧米線では、昨年から日本航空(JL)のロンドン線、ノースウエスト航空(NW)のデトロイト線、エバー航空(BR)のロサンゼルス線などが相次いで運休となっている。