島根・出雲大社本殿の大屋根を間近で 7月25日から特別拝観

 平成の大遷宮に向けて修造中の出雲大社本殿で、面積約180坪にもなる本殿大屋根を特別拝観できる。7月25日−8月16日の23日間で、事前申し込み者や当日整理券を持った人を対象に1日あたり約3千人の拝観者を受け入れる。出雲大社が7月7日、HPで発表した。

 本殿の特別拝観は、昨年春夏に続いて3回目。今回は、約64万枚もの檜皮を葺いた大屋根を工事用の足場(素屋根)に立ち入り拝観する。通常の檜皮にはない長さが1メートルを超える巨大な檜皮なども間近に見ることができる。拝観にあたっては襟付きのシャツや長ズボン、長スカート、靴などを着用するほか、写真撮影の禁止など一定の条件をつけている。特別拝観後、大屋根の葺き替えを行う。

 当日整理券は8時30分から銅鳥居前で配布する。先着順で拝観希望時間の指定はできない。

 事前申し込みは、往復ハガキに1葉あたり3人までが記載できる。7月20日締め切り(20日の消印有効)で9-16時30分まで30分刻みで希望時間を申し込める。3人とも住所、氏名、電話番号を記入すること。3人以上になる場合は別の往復はがきで申し込む。返信ハガキで拝観券を受け取り、当日整理券の配布場所で拝観整理券と引き換える。


情報提供:トラベルニュース社