昨今の戦国武将ブームを背景に、ウェスティンホテル大阪（大阪市北区）は戦国武将にちなんだ宿泊プラン「大阪夏の陣」を発売した。同ホテルは1993年に開業以来、西洋と東洋の文化が出会った安土桃山時代の華やかさをデザインコンセプトに設定。ロビーフロアに飾られている「南蛮屏風」をはじめ、館内随所に同時代の戦国武将の古文書を展示している。今回はこうした同ホテルのコンセプトを絡めて企画したものだ。

　プランは「安土」と「桃山」の2種類を用意。「安土」は1日1組の限定商品で、特典としてハイヤーで大阪の歴史名所を最大6カ所めぐるツアーや、ホテル特製のロールケーキ（安土ロール）、ホテル内の戦国武将古文書巡りが付き、約100平方メートルのエグゼクティブスイートルームに宿泊する。2人1室1人3万3000円から。「桃山」は、大阪周遊パスを使用して大阪の歴史名所を巡り、スイーツは「武将フィナンシェ」をプレゼント。部屋はデラックスルームとなっている。ホテル館内ツアーも付く。料金は2人1室1人1万3000円から。いずれも料金は税金、サービス料込み。

　同ホテルの館内には、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉の書が飾られている。館内ツアーではこれらの書をホテルスタッフが解説付きで案内するもので、歴史の知識を入れて観光に行けば、さらに面白みが増すというものだ。

　期間は2009年7月1日から9月30日。


情報提供：トラベルニュース社