リクルートが運営する国内旅行情報ウェブサイト「じゃらんnet」は7月21日から、アスクルと連携して宿泊施設を対象とした物販サービスを開始する。じゃらんnetでは宿泊施設の集客のほかにサポートできることやマーケット活性化の一助となるようなサービスを探っていた。今回物販サービスを展開することで宿泊施設に必要な消耗品やアメニティの調達支援をおこなう。アスクルでは、現在じゃらんnetに参画する1万9561軒の宿泊施設を対象に注文を受けることで販売拡大をねらう。

　この「じゃらんお届けサービス」は、じゃらんnetの管理画面を通じてアスクルの約4万点の商品から欲しい品物を調達でき、じゃらんnetを経由することで購入に応じて通常のアスクルでの購入ポイントに加えて100円ごとに1ポイントを追加する。獲得したポイントは電化製品や雑貨など各種景品と交換可能だ。また、同サービスのトップページには「キッチン・雑貨編」、「客室・バスルーム編」、「事務用品・電化消耗品編」の3つの特集を目的別に設置、利便性を高めた。