JATA、ベトナム修学旅行促進で研修旅行−メコン地域観光促進委で取り組み

  • 2009年7月9日
 日本旅行業協会(JATA)は9月8日から12日にかけて、ベトナムへの修学旅行促進にむけた研修旅行を実施する。これは、昨年9月に開催された第二回日越観光協力委員会で、「在越日本大使館を中心とする日本の関連団体と連携し、日本からベトナムへの修学旅行の増加に向けた取り組みを実施する」行動計画が採択されたことを受けたもの。ベトナム政府とベトナム航空(VN)の支援、在越日本大使館の協力のもと、メコン地域観光促進委員会の6つの分科会の1つとして取り組む。

 訪問先はハノイとホーチミンを予定。学校交流や平和教育、ボランティア活動など修学旅行に適した素材を視察する。参加対象者は修学旅行営業の担当者や管理職を想定しており、合計15名程度とする見込み。7月10日に開催する分科会で参加条件や研修内容などの詳細を決定し、募集を開始する。

 なお、日本からベトナムへの教育旅行の実績としては、2007年度は姉妹校流を含めて7件329人、2008年度も7件413人。JATAによると、関西地区の学校が比較的多く、神奈川や埼玉、北海道の学校もあるという。