関西に来てね! インフル禍吹き飛ばせ 旅行会社各社がCP

 新型インフルエンザ禍からの需要回復を目指し、旅行会社各社が関西をアピールするキャンペーンを展開している。

 JTB西日本は、6月4日から「元気でっせ!関西」キャンペーンを始めた。8月31日までの期間中、関西発着の国内、海外旅行商品をプロモーションするもので、販売目標は2万人に設定している。

 キャンペーンにあわせて商品プランも充実させた。国内旅行では7月17日まで、関西の約300施設から価格や企画にこだわった「見たモン勝ち!元気でっせ!関西編」を販売。企業や団体向けの会議・研修プランや、関西発の海外旅行商品も揃え、旅行需要を喚起する。

 7月17日までは宿泊キャンペーンと題し、同社やJTB大阪の各支店などで、1組総額1万円以上の近畿2府4県への宿泊旅行を申し込んだ人に1000円のナイスギフトをプレゼントする。



 日本旅行も関西への集中送客企画「がんばる関西!応援キャンペーン」を6月16日から始めた。首都圏をはじめ全国の支店や店舗で専用商品の販売や告知を行い、関西への旅行を促す。送客目標は1万人。

 専用商品は兵庫、京都、滋賀、奈良、大阪の103施設が参画し、宿泊のみと宿泊とJR利用のセットの2種類を用意した。1室につき1500円(兵庫の施設は2000円)の館内利用券が付く。


情報提供:トラベルニュース社