トラベルズー、営業好調でマーケ予算大幅増、会員数は48万人に−社屋も移転

 トラベルズーは、日本市場に新たにマーケティング予算を投入する。4月には30万人だったメールマガジン読者数が現時点で48万人に達するなど営業が好調であることから、業務を拡大するねらい。トラベルズー代表取締役の武藤友木子氏は、「読者数が増えてもメールマガジンからクリックされる割合は数10%を維持している」と自信を示す。また、「例えばホテルであればこれまで数10件だった客室の販売数が数100件になった」というクライアントもあり、実際の予約や売上に大きく貢献していることを説明した。マーケティング予算は、2008年9月以降ほぼ投入していなかったが、2009年4月から新たに数千万円規模で投入。アジア・パシフィック市場のうち日本に集中投下し、積極的に営業を展開し業務の拡張をはかる。

 今回はまず人員を拡大して、現在ホテルを中心に増加傾向にあるクライアントに対応できるようにする。対象となる部署は、営業をおこなうアドバタイジングセールスと、クライアントに対して企画や提案、アドバイスなどをおこなうプロデューサーの2部署。営業力の強化とともに、取り扱うクライアントのプロダクトの質を向上させる考えだ。現在48万人の読者もまもなく50万人に達すると見込んでおり、さらなる販売の拡大をめざす。

 なお、こうした人員増員により、社屋を7月1日に移転、詳細は下記の通り。


▽トラベルズー 新住所
住所:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビル21階
電話:03-5403-6700