ホテル運営支援会社のアーコン・ホスピタリティ（東京都）は5月末から、関西エリアにあるグループホテル4軒で「復活キャンペーン」を展開している。新型インフルエンザの影響で落ち込んでいる関西経済に少しでも活気を持たせたいという考え。

　「復活キャンペーン」は特別料金の宿泊プランで、料金や内容はホテルによって異なる。

　神戸市の神戸メリケンパークオリエンタルは「お値打ち宿泊プラン『元気アップ！神戸』」を5月28日から6月30日まで販売。1人1万2000円でホテルを楽しみつくすプランで、1泊2食付き。1室2人利用からで、館内のプール利用券、朝食はランチに変更可能にし、チェックインからアウトまで24時間滞在可能という特典が付く。

　大阪市のなんばオリエンタルホテルは「『関西元気プラン』なにわしゃぶしゃぶで大阪から元気を！お土産付き」として、6月1日から7月31日まで販売。1室1人または2人利用で1人1万2000円。ホテル直営しゃぶしゃぶレストラン「和ぎ」の利用券1万円付き。大阪梅ビーフや犬鳴きポークなど地場の食材を用いたしゃぶしゃぶが楽しめる。お土産付きで1日5室限定。

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパン近くにあるホテルユニバーサル　ポートでは、「頑張ってねん大阪！宿泊プラン」を実施。6月1日から7月16日まで、2人1室で6000円。土日も同額料金で利用でき、1日100室限定。

　そして4軒目は、泉佐野市にある日根野ステーションホテルでは1泊2食付き1人6000円の「不景気・新型インフルに負けないぞ！2食付きパック」を打ち出し、集客を図っている。期間は6月30日まで


情報提供：トラベルニュース社