リゾート・ワールド・セントーサ、客室を一般公開、09年後半から予約開始

  • 2009年4月24日
 シンガポールのセントーサ島に開業が予定される大型複合リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」はこのほど、一般向けの客室内覧サービスをはじめた。同リゾートは6軒のホテル、計1800の客室と1600席のシアター、会議施設、カジノや東南アジア初となるユニバーサル・スタジオを含むエンターテイメント施設、水族館など、あらゆる施設を有し、2010年には4軒のホテルなど一部がオープンする予定。このうち、09年後半に「マキシムズ・タワー」「ホテル・マイケル」「フェスティブ・ホテル」の3軒の予約を開始する予定で、今回の内覧サービスは予約に先駆けて実施したもの。

 同リゾート全体の設計やデザインは、世界的に有名なデザイナーであるマイケル・グレイヴス氏が担当しており、デザインをはじめ滞在客をもてなすアイテムを取り入れたのが特徴だ。グレイブス氏の名にちなんだホテル・マイケルには子供用のバススツールなどデザインに凝った設備を用意し、家族向けのフェスティブ・ホテルには子ども連れの滞在客に対応できるロフトベッドを設置。全室スイートで24時間の専属バトラーサービスを提供するマキシムズ・タワーにはバスルームにスチームバスを設けるなど、それぞれのテーマやターゲットにあわせた設備を完備している。