京都・岡崎桜回廊十石舟めぐり、今年もスタート

 多くの観光客や京都市民に好評を得ている「岡崎桜回廊十石舟めぐり」が今年も京都・岡崎の琵琶湖疎水で運航を始めた。南禅寺舟溜り乗船場から夷川ダムまでを約25分かかってめぐるコースで、昨年は約1万5000人が乗船した。3月末に行われた試乗会には門川大作・京都市長も乗船し、まだ肌寒いなか舟めぐりを楽しんだ。

 十石舟めぐりは5月6日までの運航で、桜が満開の時期には乗船客が殺到するが、桜が散ったあとの新緑も美しく、岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会は「桜の時期はもちろんですが、新緑のシーズンもまた違ったよさがあります」と話している。。料金は大人1000円、小人500円。運航時間は9時30分から16時30分までで、15分ごとに運航する。定員は24人。

十石舟には門川市長(乗客先頭)も乗船

 今年から十石舟めぐりと京都のホテルや旅館の宿泊がパックになった企画も登場したほか、4月18日と25日には琵琶湖疎水記念館疎水の歴史を学んだあと、十石舟に乗船する「琵琶湖疎水記念館で学ぶ疎水の歴史」を行う。募集人員は両日とも午前、午後各12組24人。小学生と保護者で参加できる人が対象になっており、参加費は無料。

 このほか、十石舟の運航期間中は南禅寺界隈を案内する観光ガイドのサービスを行う。実施時間は、10時、11時、13時、14時の4回。所要時間は約50分。参加費は1人100円。


情報提供:トラベルニュース社