食が目的の旅をした人は76%、リピート希望は39%に−JTBウェブアンケート

  • 2009年4月3日
 JTBの旅アンケート「たびQ」で「地元の食や」「ご当地グルメ」に関するウェブアンケートを実施、食を目的に旅をしたことがある人が76%との結果となった。日帰り旅行や、レストランに行くために出かけたものもアンケートの対象としている。

 食を目的にした旅をしたことがある人のうち、またその土地を訪れたいと思う人は39%で、「その土地の空気も景色もごちそうの一部だと思った」「その土地で食することが新鮮でより美味しいと感じる」と、食は旅行動機となるほか、経験することでその土地の強力な魅力付けの一つとなることがうかがえる。

 今までに食べた思い出深いグルメであげられたのは、北海道の改選や仙台の牛タン、愛知の味噌カツや広島、大阪のお好み焼きなど多数にのぼる。回答には味付けや調理法の違いや旬の味覚の喜び、その旅行でのエピソードなどのコメントが寄せられ、旅行の思い出が色濃く残っているようだ。まだ、あまり知られていない地元の食やご当地グルメを聞いた回答では、会津若松市の煮込みソースかつ丼や長野県伊那地方のローメン、下呂のトマト丼、埼玉県行田のフライなど、多くの味覚が寄せられ、これらは地域活性化にも繋がっているという。

 なお、アンケートは3月1日から10日に実施され、有効回答数は1346であった。