カペラ・ホテルズ、日本地区営業代理店指名−シンガポールに新ホテルも開業

  • 2009年4月2日
 カペラ・ホテルズ&リゾーツは先ごろ、日本地区の営業代理店として、サザン・パシフィック・マーケティング・カンパニーを指名した。同ホテルはザ・リッツ・カールトンの創始者であるホルスト・シュルツェ氏が立ち上げたホテル&リゾーツのブランドで、最高級のブティックホテルで決め細やかなサービスを提供する。現在、オーストリアの「シュロス・フェルデン」、ドイツの「ブライデンバッハホフ」、メキシコの「カペラ・イスタパ」などにオープンしているほか、3月30日にはアジアで初となる「カペラ・シンガポール」をオープン。日本にも進出を計画しており、2010年冬に「カペラ・ニセコ」を北海道にオープンする予定だ。このほか、ヨーロッパや北中米でも開業を予定している。

 カペラ・シンガポールはセントーサ島に立地。111室の客室、一戸のカペラ・マナー、38棟のガーデンヴィラ、11のスイート、61のプレミアムルームで構成する。コロニアル風の建物にトロピカルなシンガポールの特徴を活かし、温かみのある洗練されたデザインが特徴で、客室内は籐と木を多用した居心地の良い雰囲気に仕上げた。このうち、マナーハウスは434平方メートルの広さを有し、バスルームつきのベッドルームを3室設置している。同ホテルでは現在、オープンを記念し、各種特別パッケージを設定している。